半熟卵と温泉卵とポーチドエッグの違いと作り方

ポーチドエッグについて

 

 

次はポーチドエッグです。これだけは英語名となっていますが、日本名の「落とし卵」と近いものです。

 

ポーチドエッグは、卵白を半凝固、卵黄を半熟の状態に調理する卵料理ですが、中身を取り出して調理する点が他とは違います。

 

軽く固まらせるために湯の中には酢を入れ、卵の中身だけをそこに落として加熱します。殻ごと入れれば温泉卵コースですね。特徴は殻ごと調理する茹で卵系よりも調理時間が圧倒的に短いという点です。お湯の量にもよって前後しますが、黄身が食べ頃の半熟状態となるまでに数十秒程度で済むことが殆どです。

 

ポーチドエッグの活用例としてはマフィンの上に乗せて、エッグベネディクトにされることが多くなっています。エッグベネディクトとは、イングリッシュマフィンの下半分に、ハム、ベーコン、サーモン等、ポーチドエッグ、オランデーズソースを盛って作る料理のことです。それ以外でも、トーストしたパンにのせる、サラダやスープに入れたりすることもあります。

 

ポーチドエッグをひとことで言えば殻無しの茹で卵の事となりますが、温泉卵とは似ても似つかない系統の食べ物にはなります。ポーチドエッグは一般的には洋食系の料理に利用されますが、レシピのサイトを見てみると、チャーハン、ラーメン、うどんや蕎麦などの料理に添えてもお勧めと紹介されています。確かに栄養分も見栄えもワンランクアップするかもしれません。